私にとってのコルクタイル/コラム15


板屋リョク(いたや りょく)

1351年   福岡県生まれ
1974年   早稲田大学理工学部建築学科卒業
1976年   同大学大学院修士課程終了
       同年鈴木恂建築研究所
1985年   R.D.アーキテクツ設立
1998年   「遠ざかる家 FRAGMENTS 「」で第14回吉岡賞受賞



この「遠ざかる家」の居間は、包まれた親密な空間でありながら解放感もあり、
食事や団らんの雰囲気だけでなく、接客も可能な儀式的性格も合わせもっている。
相異なる雰囲気が同時に現れているのは、
この空間が古い協会や新しい店舗などに囲まれた西欧の広場のように
幾つかの形式を共存させているからだ。
まず下方の空間は厚いコンクリートの壁で太鼓的に囲まれており、
上方の珪藻土の塗り壁のゾーンは、
溶融亜鉛メッキのH型鋼の柱による三分割図式で構成されている。
さらに天井面は解体しており、空間は空に向かって拡散している。
この二重性は床にも展開している。
上方の壁面の三分割構成がローマントラバーチン石の帯で結ばれ、その間に、
空よりも明るく、白く発光しているようなコルクタイルの市松模様が重ねられ、
空間には底に沈みこむような感覚が生じている。
コルクタイルは床材として信頼できるだけでなく、
さまざまな意匠に適応してくれている。



遠ざかる家 FRAGMENTS 「
  設計:板屋リョク/R.D.アーキテクツ
床:ロビンソンコルクタイル特色仕上げ




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