(33)カトレヤ ワルケリアナ(初花)
  C.walkeriana


株情報;
○原産地ブラジル南東部
標高約600m
○草丈 バルブ7cm+葉12cm
○開花期冬(不定期) 花径9.5cm○花命4週間
○香り強い良香。○草容姿良い。但し根は途方もなく伸びる。
○耐寒暑性15℃○休眠する。原生地では5月〜9月の乾期。
○値段5.000円
○特徴匍匐性が強く、鉢植えにすると、年余で鉢の外に這い出す。



 平成4年7月小さな苗を入手、直ちにコルク板に植え着けたが、適切な育て方を知らないのと、粉カイガラ虫の害で仲々育たなかった。この5年間豆粒の様なバルブ(ワルケリアナは花の咲くバルブに葉が着かない場合がある)が次々出て、バルブ数がどんどん増えたが開花する力がなかった。

デンドロビュームやオンシジュームは、小株でも開花するが、カトレヤ類、特にワルケリアナは株全体の総合力が一定の大きさに達しないと開花出来ないようだ。従って、充分育った株の分け株でないと、素人が幼苗から育てて花をさかせるには時間が掛かるようだ。ただ、水苔植えでも右下の写真の様にバルブが10数本出ても一度も花が咲かない場合も多いと言われる。ワルケリアナの開花習性というか開花条件は不明な点があるようだ。

それにしても「コルクに着けると根腐れしないが育ちが遅い」という事があるのかどうか、水苔植えと栽培比較したことがないので分からない。ワルケリアナは原種の分け株で、一個のバルブが10万円以上するものがあるが、極く一般的なメリクロン苗は2〜3.000円で入手出来るので、近々20株ほど入手してコルク着けと水苔植えに二分し、比較栽培を試みようかと考えているが温室が狭いので実行出来るかどうか。

左の写真はクリックすると大きい画像を御覧頂けます。

コルク板30×20cm蘭園が育てた株
これほど大株になっても一度も花が咲いていない





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