「第4回コルクに着けた蘭の実例の巻」
(その1)



(1) カトレヤマイカイマユミ
Bc. MAIKAI Mayumi    HCC/AOC


株情報;
○原産地南米産交配種○草丈25cm
○開花期主に冬○花命5週間
○香りあり。弱○草容姿 大変良いと思う
○耐寒暑性あり○休眠しない
○値段3.000円
○特徴花は色、形とも控えめで、葉を含め全体の均整がとれている。
※開花期は、温度調整が適切であった場合。耐寒暑性は「あり」といっても一般に約15℃〜30℃が蘭にとって快適なはず。値段は一般的蘭園の定価。(以下同じ)



交配親の一方が匍匐性の小さいブラサボラのためか、通常のカトレヤほど這い伸びない。その性質をみて以下3通りの植え方をしてみた。



(A)カトレヤマイカイマユミ
(ワイン栓を接着剤で継ぎ合わせたものに着生)

ワイン栓を数10個接着剤で継ぎ合わせ、2〜3バルブを一株として、10数株を分散させて、紐と支柱で固定した。2年半後の平成9年正月、約30梗に百数十輪咲いた。中心部からは中々新しいバルブが出ないので、もっと豪華にするにはもう一工夫必要になった。


(B)カトレヤマイカイマユミ
(コルク大粒を入れた鉢に植え着け)




数年前、コルク大粒を用いて植え着けたがどんどん増えるので、育ちのよい部分を切り離し、上記(A)に移した残りだが、また溢れそう。花後3バルブ単位で間引きし、他のコルクに植え着ける予定。


(C)カトレヤマイカイマユミ
(コルク板を削って作った枝に着生)




コルク板を貼り合わせ削って丸味を出し、流木風にしたものに植えたもの。これも、(B)と同時期に株分けした残りだが、また切り離さないと可哀相なほど増えた。





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